平成27年度
つくば市病院事業会計
2
7
監
第
1
1
4
号
平成27年11月5日
つくば市長
市
原
健
一
様
つくば市監査委員
山
内
豊
つくば市監査委員
宮
本
孝
男
つくば市監査委員
金
子
和
雄
平成27年度つくば市病院事業会計決算審査意見について
目
次
第1 審査の概要 1
1 審査の対象 1
2 審査の期間 1
3 審査の方法 1
第2 審査の結果 1
1 業務実績について 2
2 予算執行状況について 3
3 経営成績について 4
4 財政状態について 6
5 資金収支(キャッシュ・フロー)の状況について 8
6 むすび 10
資料 11
凡 例
1 文中の金額は,原則として千円単位で表示した。
2 金額は,単位未満を四捨五入した。このため,合計額又は差額が一致しない 場合及び合計額又は差額を調整した場合がある。
3 本文中で用いている比率(%)は,原則として小数点以下第2位を四捨五入 し,第1位までを表示した。また,本来整数であるものは,整数で表示した。 4 増減率については,次式により算出した。
(当年度の計数-前年度の計数)÷前年度の計数の絶対値×100 5 文中及び表中に用いた符号等の用法は,次のとおりである。
「0.0」 ・・・当該数値はあるが,表示単位未満のもの
「- 」 ・・・該当数値のないもの,算出不能又は無意味なもの 「△ 」 ・・・負数又は減数
平成27年度つくば市病院事業会計決算審査意見
第1 審査の概要
1 審査の対象
平成27年度つくば市病院事業会計決算
平成27年度つくば市病院事業会計決算に関する証書類,事業報告書及びその他の決 算附属書類
2 審査の期間
平成27年9月10日から平成27年10月28日まで
3 審査の方法
審査に当たっては,決算書類及び証書類,事業報告書その他の決算附属書類が適法 に作成され,かつ,経営成績及び財政状態を適正に表示しているかどうかを検証する ため,会計帳票,証拠書類との照合等のほか,関係職員の説明を求め実施した。
また,各事業の経営内容を把握するため,計数の分析を行い,経済性の発揮及び公 共性の確保を主眼として考察した。
な お ,平 成 27 年 6 月末 で 病院 事 業 会計 を 閉 鎖し た ため , 会 計期 間 が4 月1 日か ら 6月30日までの3か月間となっている。
第2 審査の結果
審査に付された各事業の決算書類及び証書類,事業報告書その他の決算附属書類は, 地方公営企業法及び関係法令の規定に準拠して作成されており,おおむね適正であっ た。
- 2
-1 業務実績について
つくば市立病院は,平成23年4月1日から休止しており,平成27年度においても医療 業務は行っていないが,引き続き病院施設の維持管理を実施している。
なお,6月30日で病院事業会計を閉鎖したため,平成27年度の業務期間も6月末まで となっている。
項 目 単位 27年度 26年度
病 床 数 床 48 48
病 院 施 設 延 面 積 ㎡ 2,658 2,658
入 院 診 療 日 数 日 0 0
年 延 入 院 患 者 数 人 0 0
病 床 利 用 率 % 0 0
外 来 診 療 日 数 日 0 0
年 延 外 来 患 者 数 人 0 0
一 日 平 均 入 院 患 者 数 人 0 0
一 日 平 均 外 来 患 者 数 人 0 0
2 予算執行状況について
予算額に対する決算額の割合及び前年度との比較は,次表のとおりである。
(1) 収益的収支
ア 収益的収入
(単位:円)
(注)当年度は4月1日から6月30日までとなっている。
予算現額55千円に対し,決算額は0千円のため,執行率も0%であった。
イ 収益的支出
(単位:円)
(注)当年度は4月1日から6月30日までとなっている。
予算現額3,979千円に対し,決算額は3,914千円で,執行率は98.4%であった。
(2) 資本的収支
資本的収入及び支出については,市立病院が休止のため,予算を計上していない。
区分
予算現額 決算額 執行率(%)
27年度 26年度 27年度 26年度 27年度 26年度 医 業 収 益 0 0 0 0 0 0 医 業 外 収 益 52,000 1,370,000 0 1,019,069 0 74.4 特 別 利 益 3,000 3,000 0 0 0 0 合 計 55,000 1,373,000 0 1,019,069 0 74.2
区分
予算現額 決算額 執行率(%)
27年度 26年度 27年度 26年度 27年度 26年度 医 業 費用 3,976,000 16,333,000 3,914,279 16,024,132 98.5 98.1
医業外費用 1,000 1,000 0 0 0 0
特 別 損失 2,000 12,000 0 0 0 0
- 4
-3 経営成績について
総収益0円に対し,総費用は3,914千円で,差引純損失は3,914千円となっている。 収益,費用の状況は,次表のとおりである。
(単位:円)
(注)当年度は4月1日から6月30日までとなっている。
(1) 収益の状況
今年度の収益は発生していない。
(2) 費用の状況
総費用は3,914千円で,費用の構成をみると,医業費用が3,914千円(100%)とな っている。
ア 医業費用
医業費用の内訳は,減価償却費3,766千円,経費148千円となっている。
なお,目的別費用の状況は,次表のとおりである。
区 分 27年度 26年度
(単位:円)
(注)当年度は4月1日から6月30日までとなっている。
(3) 損益の状況
当年度の純損失額は3,914千円で,独立採算ベースの純損失額も同額となっている。
なお,最近3か年の収益と費用を比較すると次表のとおりである。
(単位:円)
(注)当年度は4月1日から6月30日までとなっている。 項 目
27年度 26年度
金額 構成比 金額 構成比
職 員 給 与 費 0 0 0 0
支 払 利 息 及 び 企 業 債 取 扱 諸 費 0 0 0 0 減 価 償 却 費 3,766,205 96.2 14,960,858 93.4 光 熱 水 費 4,050 0.1 16,162 0.1 通 信 運 搬 費 30,624 0.8 123,114 0.8
修 繕 費 0 0 0 0
委 託 料 113,400 2.9 518,870 3.2
医 療 材 料 費 0 0 0 0
そ の 他 0 0.0 405,128 2.5
計 3,914,279 100 16,024,132 100
区 分 27年度 26年度 25年度
- 6
-4 財政状態について
当年度末(平成27年6月末)の資産,負債及び資本を前年度末(平成27年3月末)と 比較すると,次表のとおりである。
資産の部
(単位:円)
負債・資本の部
(単位:円)
項目 27年度 26年度 増減 比率%
5 固定負債 0 0 0 0
6 流動負債 327,000 329,916 △2,916 △0.9
(1) 一時借入金 0 0 0 0
(2) 未払金・未払費用 27,000 29,916 △2,916 △9.8
(3) 預り金 0 0 0 0
(4) その他流動負債 300,000 300,000 0 0
7 負債合計 327,000 329,916 △2,916 △0.9
8 資本金 903,519,561 903,519,561 0 0
(1) 自己資本金 903,519,561 903,519,561 0 0
ア 固有資本金 0 0 0 0
イ 再評価組入資本金 0 0 0 0
ウ 繰入資本金 903,519,561 903,519,561 0 0
エ 組入資本金 0 0 0 0
(2) 借入資本金 0 0 0 0
ア 企業債 0 0 0 0
イ 他会計借入金 0 0 0 0
9 剰余金 △601,413,943 △597,499,664 △3,914,279 △0.7
(1) 資本剰余金 23,677,060 23,677,060 0 0
ア 国庫補助金 0 0 0 0
イ 県補助金 0 0 0 0
ウ 工事負担金 0 0 0 0
エ 再評価積立金 0 0 0 0
オ その他(受贈財産) 23,677,060 23,677,060 0 0
(2) 利益剰余金(欠損金) △625,091,003 △621,176,724 △3,914,279 △0.6
ア 減債積立金 0 0 0 0
イ 利益積立金 0 0 0 0
ウ 建設改良積立金 0 0 0 0
エ その他積立金 0 0 0 0
オ 未処理欠損金(△) 625,091,003 621,176,724 3,914,279 0.6
10 資本合計 302,105,618 306,019,897 △3,914,279 △1.3
- 8
-(1) 資産
資産総額は302,433千円で,その構成は,固定資産263,722千円(87.2%)及び流動 資産38,711千円(12.8%)である。
ア 固定資産
前年度末固定資産は267,488千円で,減価償却額を減じると,当年度末263,722千 円となり3,766千円(1.4%)の減少となっている。
イ 流動資産
流動資産の内訳は,現金及び預金38,411千円(99.2%),担保金300千円(0.8%) で,前年度に比べ151千円(0.4%)の減少となっている。
(2) 負債・資本
負 債 ・ 資 本 の 総 額 は 3 0 2 , 4 3 3 千 円 で , そ の 構 成 は , 流 動 負 債 3 2 7 千 円 ( 0 . 1 % ) , 資本金903,520千円(298.8%),剰余金△601,414千円(△198.9%)である。
ア 流動負債
流動負債の内訳は,未払金27千円(8.3%),担保金300千円(91.7%)である。
イ 資本金
資本金の内訳は,繰入資本金903,520千円で,前年度と同額である。
ウ 剰余金
剰余金の内訳は,資本剰余金23,677千円(3.9%),利益剰余金△625,091千円 (△103.9%)である。
5 資金収支(キャッシュ・フロー)の状況
業務 活動 によ るキャ ッシ ュ・ フロ ーは 15 0, 990 円の 資金 流出 であ った が, 投資 活動 及び財務活動によるキャッシュ・フローは資金流出及び流入はなく,その結果,資金期 末残高は38,410,915円となっている。
キャッシュ・フロー計算書
(平成27年4月1日から平成27年6月30日まで)
(1) 業務活動によるキャッシュ・フロー (単位:円)
当年度純損失 △ 3,914,279
減価償却費 3,766,205
長期前受金戻入額 0
受取利息及び受取配当金 0
未収金の増減額 0
未払金の増減額 △ 2,916
小計 △ 150,990
利息及び配当金の受取額 0
利息の支払額 0
業務活動によるキャッシュ・フロー △ 150,990
(2) 投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 0
有形固定資産の売却による収入 0
投資活動によるキャッシュ・フロー 0
(3) 財務活動によるキャッシュ・フロー
建設改良費等の財源に充てるための企業債による収入 0
建設改良費等の財源に充てるための企業債の償還による支出 0
出資金による収入 0
財務活動によるキャッシュ・フロー 0
資金減少額 △ 150,990
資金期首残高 38,561,905
- 1 0
-6 むすび
つくば市立病院は,昭和4年に結核患者向けの隔離病舎として開設し,昭和26年に北 条地方国保病院として開院した。昭和33年に筑波町へ公営移管後,筑波国保病院,昭和 52年に筑波町立病院,その後合併により,つくば市立病院と名称が変更になり,長い間 地域の中核的な医療を担ってきた。
しかし,筑波研究学園都市の建設に伴い,つくば市における人口の増加とともに医療 機関の数も大幅に増加し,市立病院周辺においても多くの医療機関が立地するなど市内 の医療環境は大きく変化した。また,このような状況に相まって,入院患者数,外来患 者数及び常勤医師数とも減少傾向となり,厳しい経営状況が続く中,平成22年9月に「つ くば市立病院及び今後の医療のあり方に関する方針」を決定し,それに基づいて,平成 23年3月31日でつくば市立病院を休止した。
市立病院の休止中は,現存している病院施設の適切な維持管理に努めながら,公立病 院としての役割を果たすべく,新たな方向性を見出し,平成25年3月の筑波大学との寄 附講座の設置に関する協定に基づき,平成25年9月には筑波大学附属病院内につくば市 寄附講座(総合周産期医学)及びつくば市バースセンターを開設し,周産期医療体制の 充実を図る取組を行った。また,つくば市及びその周辺を含めた地域の救急医療体制構 築の必要性から,市立病院の病床40床を筑波メディカルセンター病院に移管したところ でもある。
資料1
財 務 分 析 表
分 析 項 目 27年度 26年度 備 考
自 己 資 本 自己資本金+剰余金
1 99.9 99.9 ×100
構 成 比 率 負債・資本合計
固 定 資 産 対 固定資産
2 87.3 87.4 ×100
長 期 資 本 比 率 固定負債+資本合計
流動資産 3 流 動 比 率 11,838.2 11,779.3 ×100
流動負債
総 収 益 対 総収益
4 0 6.4 ×100
総 費 用 比 率 総費用
営 業 収 益 対 営業収益
5 0 0 ×100
営 業 費 用 比 率 営業費用
企業債償還額対 企業債償還元金
6 0 0 ×100
減価償却額比率 当年度減価償却費
累積欠損金
7 累積欠損金比率 0 0 ×100
営業収益
企 業 債 企業債償還元金
8 0 0 ×100
料 償 還 元 金 料金収入
金
収 企業債利息
入 9 企 業 債 利 息 0 0 ×100
に 料金収入
対
す 企 業 債 元 利 企業債元利償還額
る 10 0 0 ×100
比 償 還 金 料金収入
率
職員給与費 11 職 員 給 与 費 0 0 ×100
- 1 2 -資料2
経 営 分 析 表
分 析 項 目 27年度 26年度 備 考
年延入院患者数
1 病 床 利 用 率 0 0 ×100
年延総病床数
一 日 平 均 年延入院患者数
2 0 0 人
入 院 患 者 数 入院診療日数
一 日 平 均 年延外来患者数
3 0 0 人
外 来 患 者 数 外来診療日数
外 来 入 院 年延外来患者数
4 0 0 ×100
患 者 比 率 年延入院患者数
医師一人一日 年延入院患者数
5 0 0 人
入 院 患 者 数 年延医師数
医師一人一日 年延外来患者数
6 0 0 人
外 来 患 者 数 年延医師数
看護職員一人 年延入院患者数
7 0 0 人
一 日 入 院 患 者 数 年延看護部門職員数
看護職員一人 年延外来患者数
8 0 0 人
一 日 外 来 患 者 数 年延看護部門職員数
患者一人一日 入院収益
9 0 0 円
入 院 収 益 年延入院患者数
患者一人一日 外来収益
10 0 0 円
外 来 収 益 年延外来患者数
医師一人一日 入院外来収益
11 0 0 円
診 療 収 入 年延医師数
看護職員一人 入院外来収益
12 0 0 円
一日診療収入 年延看護部門職員数
患者一人一日 薬品費
13 0 0 円
薬 品 費 年延患者数
投 薬 薬 品 薬品収入(投薬分)
14 0 0 ×100
分 析 項 目 27年度 26年度 備 考
注 射 薬 品 薬品収入(注射分)
15 0 0 ×100
使 用 効 率 注射薬品費
投薬注射収入 投薬注射収入
16 0 0 ×100
対 診 療 収 入 入院外来収益
検 査 収 入 検査収入
17 0 0 ×100
対 診 療 収 入 入院外来収益
X 線 収 入 X線収入
18 0 0 ×100
対 診 療 収 入 入院外来収益
医 療 材 料 費 医療材料費
19 0 0 ×100
対 医 業 収 益 医業収益
職 員 給 与 費 職員給与費
20 0 0 ×100